皆さん、腰が痛いときはどうすれば良いのか悩んでいませんか?
こういう時はこうすれば良いというのが分からなく、
逆療法を行ってしまう方も多いと思います。
そこで今回は腰痛について私の考え方をお話していきたいと思います。
こんにちは。
栃木県塩谷郡高根沢町の治療院『安昇接骨院』です。
”歪みバランス矯正”の専門家
杉山昭文です。
もくじ
腰痛で困っています
腰痛には大きく分けて
筋・筋膜からくるもの
骨からくるもの
内臓疾患からくるもの
があります。
そして急性、亜急性、慢性とに分けられます。
それぞれ対処法が違います。
正しい対処を早期に行うことで、症状の悪化を防ぐことが出来ます。
我慢なさらずに、腰に異変を感じたら相談をお待ちしております。
これから筋・筋膜の原因と思われる腰痛についてお話をしていきます。
温めた方がいいの?冷やした方がいいの?(入浴)
入浴の効能は血液の巡りを良くすることです。
筋肉の緊張を和らげたり、
リラクゼーション効果があるのでゆっくりと湯船に浸かって
腰、足を温めることをお勧めします。
しかし腰に炎症(熱感)がある場合は、湯船に浸かって温めると、
入浴中は浮力で浮いているので
腰が軽くなったり、
血液の流れが良くなるので、
痛みが和らいだりしますが、
入浴後はさらに炎症(熱感)を強めてしまうので、
さらに痛みが増してしまう可能性がありますので、
腰に痛みが有って
炎症がある場合は、
入浴やカイロ等で温めることは控えて(冷やす)、
炎症がない場合は、
良く温めてあげることをお勧めいたします。
急に腰が痛くなった場合はどうすればいいの?
急に腰が痛くなった場合は原因にもよりますが、
まずは安静にすることが一番です。
安静にしないと痛いところを常に刺激を与えてしまう事になるので、
いつまでも痛みが和らぎにくくなります。
安静にするにはどうすればいいの?
腰が急に痛くなって安静にするには
横になって寝ているのが一番です。
しかし動かなければならない時は、
身体をなるべく広い範囲で固定します。
さらしをお持ちの方は脇の下から恥骨の上まで、
腰痛ベルトをお持ちの方はなるべく幅広のベルトをして下さい。
幅の狭い物だと患部(痛いところ)を安静・固定することが出来ません。
それと柔らかい素材の物も安静・固定できずに
患部(痛いところ)を動かすことになるので、
患部(痛いところ)を刺激し続けて痛みを和らげることが出来ません。
どちらもお持ちでない方は、段ボール等の硬い物を
背中から腰に掛けてのサイズに合わせて切って、
あてがうだけでも安静・固定になります。
いつまでしていればいいの?
さらしや腰痛ベルトはいつまでもしていればいいというもではありません。
いつまでもしていると腹筋を弱めてしまいますので、
逆にいつまでも痛みが残ってしまいます。
外せられるのであれば、外した方がいいです。
その見極めは難しいので一度ご相談ください。
これから長時間何かをするとか、
重たい物を持つとかする時は
予防のために腰痛ベルト等をするのはお勧めです。
腰が痛くても体操などはやった方がいいの?
体操といってもラジオ体操みたいに全身を大きく動かすものから、
仕事中とかに勢いをつけずに
軽く身体を前に倒したり、捻ったりするものが有ります。
急性期の場合は安静が第一ですが、
それでも痛くない範囲で身体を前に倒したり、
捻ったりしても良いと思います。
患部が固まってしまっていると痛みが続きますので、
軽い範囲で動かすといいと思います。
あくまでも痛くない範囲でです。
慢性的に腰が重たい時やだるい感じの時は、
体操やストレッチはよく行ってあげて、
血液循環を良くしたり、
筋肉をほぐしてあげると
良いと思います。
ただ痛みが出現したり、続く場合は控える方がいいです。
素人判断はせずに一度ご相談ください。
腰痛の原因が分かりません。
病院で行われる腰痛に対する検査では
神経や骨の状態を診ることがほとんどです。
レントゲン写真等に移らない物に対しては、
異常なしと言われ「加齢が原因ですね」とか言われてしまいます。
人間の身体は神経や骨だけで成り立ってはいません。
筋肉や骨格のずれや精神的なことが原因のこともあります。
一度詳しくお話を聞かせて頂いて、一緒になって原因を探って、
楽に過ごせる日常生活を送って頂きたいと思います。