若いころはちょっと食事制限すればすぐ痩せられたのに
40代以降は体重が減りにくくなったと感じる方は
多いのではないでしょうか?
40代以降は痩せやすい体質に変えていくことを心がけましょう。
そこで今回は「腸内環境を整えて」健康で痩せやすい体質に
身体を変えていくことをお話していきたいと思います。
こんにちは
栃木県塩谷郡の治療院『安昇接骨院』
”歪みバランス矯正”の専門家
杉山昭文です
腸は代謝にも関係するの?
腸は代謝機能に関係する肝臓と関係があります。
腸機能が低下すると肝臓に負担が掛かり、
代謝機能も落ちてしまいます。
代謝機能が低下すると痩せにくくなるので、
便秘を解消して、腸内環境を整え代謝機能を活発にすると
痩せやすい身体になります。
腸内には腸内細菌と言われる菌が存在しています。
諸説ありますが、大腸には100以上もの種類があると言われ、
その数は約100兆個とも言われています
腸内細菌には
善玉菌
悪玉菌
日和見菌
という大まかに3つのタイプに分かれています。
善玉菌
善玉菌は腸内を整えるのに効果的な菌で
消化吸収を助け、免疫力を向上させる働きがある
と言われております。
肥満防止
健康維持
老化防止
等の効果が期待できます。
痩せ菌
腸内の食べてても太りにくい人に多くみられる細菌は
「痩せ菌」とも言われています。
痩せ菌は日和見菌に属していると言われ
善玉菌を増やすことにより「痩せ菌」も増え、
自然に痩せやすく太りにくくなるわけです。
又、脂肪蓄積の予防や
代謝を上げるエネルギー消費を
サポートしてくれるそうです。
腸内環境を整えるおススメな7つの生活習慣
1、お水を飲む
朝起きたら約150㏄位のお水を一気に飲みましょう。
胃に入った水の重さで大腸が刺激され、
腸の蠕動運動も活発になり、
水分不足の解消にもなり
便秘の改善にも有効になります。
2、オリゴ糖・水溶性食物繊維を摂る
悪玉菌の好物である動物性タンパク質や脂肪分の多い食生活は、
腸内の悪玉菌の増殖や蠕動運動の低下を起こしやすいです。
腸の活性化に欠かせないのが食物繊維で
蠕動運動を活発にする効果があります。
食物繊維には水溶性と不溶性ががあり
摂取する比率は1:2が理想的と言われています。
痩せ菌のエサになるのがオリゴ糖や水溶性食物繊維になります。
オリゴ糖
豆腐/納豆などの大豆製品/ゴボウ/アスパラガス/バナナ/ハチミツ/
トウモロコシ/大麦/ヤーコンなど
食物繊維
ゴボウ/大麦/切り干し大根/オクラ/海藻類/キノコ類/アボガド/
モロヘイヤ/らっきょう/ニンニク/納豆など
3、発酵食品を摂る
善玉菌を増やすためにも納豆やキムチ、みそ、塩こうじ
などの発酵食品を摂りましょう
4、身体にいい油を摂りましょう
オリーブオイル・・大腸の蠕動運動を促すとされるオレイン酸が豊富
エゴマオイル・・体内でDHAやEPAなどに変換されるαーリノレン酸が多い
ココナッツ油・・抗酸化作用や免疫力向上に良い
5、人工甘味料は避ける
最近はゼロカロリーと謳われている飲料が多いですが、
人工甘味料が多く使われている場合が多いです。
「痩せ菌」や「善玉菌」
を減らしてしまう恐れもありますので避けましょう。
そして出来れば常温か温かい飲み物にしましょう。
抗酸化作用に良いと言われている
ルイボスティーやハーブティーは特にお勧めです。
6、インナーマッスルを鍛える
運動不足になると悪玉菌が増えると言われています。
腹筋が衰えると排便も低下し便秘になりやすいです。
骨盤内にある腸腰筋を鍛えてあげるといいでしょう。
7、自律神経(交感神経・副交感神経)を整えましょう
私達の身体は副交感神経の働きにより寝ている間に
内臓が活発化するようになっているので
腸は睡眠中に活発に動いています。
逆に寝不足になると交感神経が高まり
腸の活動が弱まり、便秘を引き起こしやすくなります。
ストレスも善玉菌を減らし、悪玉菌を増やすと言われています。
ストレスが掛かり過ぎると胃腸が不調になりやすいですね。
皆さんなるべく早く痩せたいと思い無理なダイエットを
してしまいがちですよね。
健康的で美しく痩せたいと思う方はまず
腸のバランスを整えることから始めてみてはいかがですか。
生活習慣を整え、腸の調子を整えることでダイエットだけではなく、
身体にも良いことになるんですね。