最近「食べる量は変わってないのに太るなー」
と思っている方は多いのではないでしょうか。
そういう方は基礎代謝を意識してみましょう。
ダイエットしている人はこの基礎代謝という言葉を
何となく聞いたことがある人はいると思います。
しかしこの基礎代謝って何なの?
と思っている方も多いのではないでしょうか。
知っているようで知らないこの
基礎代謝についてお話していきましょう。
こんにちは。
栃木県塩谷郡の治療院『安昇接骨院』です。
40代からの下半身太りを根本から改善する
”歪みバランス矯正”の専門家
杉山昭文です。
そもそも基礎代謝って何なのか?
基礎代謝とは何もしなくても呼吸などにより
消費されるエネルギーのことです。
何もしないと言っても人間は生きていくには、
呼吸をしたり、心臓を動かしていたりしないと
生きていけないですよね。
これらを動かすにも、”力・エネルギー”が必要です。
この力・エネルギーのことを「基礎代謝」と言います。
この基礎代謝は、
一日に消費されるカロリーの約6割~7割を占めています。
基礎代謝:約6割~7割
食べ物を食べたときの消化・吸収に使われるエネルギー:約1割
運動で消費されるエネルギー:約2割~3割
40代を過ぎてからあらゆるダイエットを試みても
なかなか成果が出ないという人は多いと思います。
基礎代謝はダイエットに深く関係します。
基礎代謝が高い人は何もしないでもエネルギーが
使われることが多いので、
基礎代謝が高い人=痩せやすい人
と言えます。
脂肪がつく原因は
消費カロリー<摂取カロリーです。
消費されないで残ったエネルギーが
脂肪という形で蓄えられて太ってしまいます。
脂肪を燃やすのと同時に基礎代謝を高めて
消費カロリー量を高めることもダイエットには必要です。
基礎代謝の低い人の特徴
・手足の先がいつも冷えている
・頭痛・肩こり・腰痛がある
・生理不順や生理痛が重い
・低血圧
・低体温(35℃台)
・疲れやすい
・汗をあまりかかない
・顔色が優れない
この様な方は基礎代謝が低下している可能性が高いです。
その他にも過度なダイエットを行っていたり、
慢性的な運動不足の方も
基礎代謝が低くなりやすいと言われています。
基礎代謝が上がると良い点・悪い点
基礎代謝が上がると良い点は、
・体温が上がり血行促進
・冷えやむくみの改善
・免疫力アップ
・肌の細胞が活性化し肌トラブルの予防・改善
基礎代謝が上がらなくて悪い点は、
・太りやすくなる
・動脈硬化などの生活習慣病の引き金
基礎代謝は人が生きていく為に
必要な生命活動に使用されるエネルギーです。
ですから寝ている間にも消費されるカロリーです。
基礎代謝が低い→太りやすい
基礎代謝が高い→痩せやすい
しかし実際には
基礎代謝が低い→痩せている
基礎代謝が高い→太っている
です。
体重が重く体表面積が広い人の方が
使う酸素や栄養の量が多くなるため
必然的に高くなるからです。
痩せている人は太っている人ほど
エネルギーが無くても活動できるので
基礎代謝が低くても生活できます。
太っている人は太っているから基礎代謝が高いのであって
痩せて体表面積が少なくなれば基礎代謝も減少します。
基礎代謝基準値を知りましょう。
男性 女性
18~29歳 24.0 22.1
30~49歳 22.3 21.7
50~69歳 21.5 20.7
70歳以上 21.5 20.7
基礎代謝量の計算方法
基礎代謝量=基礎代謝基準値×体重㎏
例)
40代女性 体重60㎏の場合
基礎代謝量=21.7×60㎏=1302㎉
ぜひ計算してみてください。
消費カロリーの計算式
1、除脂肪体重×40㎉
2、除脂肪体重=体重-(体重×体脂肪率)
※除脂肪体重とは体重から脂肪を引いた重さ
例)
体重が60㎏で体脂肪率が20%の場合
除脂肪体重は「60㎏-(60㎏×0.2)=48㎏」になり
消費カロリー=48㎏×40㎉=1920㎉となります。
自分の基礎代謝量を把握することで
カロリーコントロールの目安になるでしょう。
しかし基礎代謝よりも摂取カロリーが下回ることの
ないように注意しましょうね。