年末年始の忘年会、新年会、春のお花見、夏のビヤガーデン、
会社・友達との飲み会等、飲みニュケーションは多いですよね。
「ダイエット中だけどどうしても飲まなければならない」
「飲み会は避けられないけど太りたくもない」
という方は多いのではないでしょうか。
「ダイエットをしているのでお酒は飲みません!」
とはっきり言える方なら大丈夫でしょうが、
ほとんどの方は、言えませんよね。
今回は、ダイエット中に意識したい
お酒の飲み方と工夫の仕方についてお話します。
こんにちは。
栃木県塩谷郡の治療院『安昇接骨院』です。
40代からの下半身太りを根本から改善する
”歪みバランス矯正”の専門家
杉山昭文です。
ダイエット中でも太りにくいお酒の飲み方を知っていれば、
大好きなお酒を我慢しなくても、
場を盛り下げることもなく、
太ることを気にしなくても、
楽しく飲み会に参加できると思いませんか?
もくじ
お酒はダイエットに良くない!!
という理由はお酒に含まれる
アルコールと糖質です。
アルコールは体内に入ると毒素と判断されるため、
肝臓での代謝活動がアルコールの排出を優先し、
摂取したカロリーを溜めておくことが出来ず、
すぐに中性脂肪や体脂肪に変わりやすくなります。
また、肝臓の働きが低下し、
身体の代謝が悪くなると脂肪が燃えにくく、
痩せにくい体質になってしまいます。
アルコールの排出中は脂肪の分解、筋肉の合成は後回しになります。
脂肪を分解する運動をしても、筋肉を増やすための筋トレをしても
代謝機能が止まるまでは効果はありません。
お酒に含まれる糖質は吸収の早い糖質で、
これは血糖値の急上昇を招き、
脂肪を増やすホルモンを大量に分泌します。
基礎代謝を増やしたり脂肪を減らしたりの機能はストップし
脂肪は増えていきます。
この代謝機能の低下はアルコールの摂取後
約8時間に及びます。
その間に燃えるはずだった脂肪、
増えるはずだった筋肉はなかったことになります。
どうしても飲まなくてはならない時もありますよね。
そんな時はアルコールと糖質、どちらかを取捨選択しましょう。
こんな場合は、糖質をカットするとダイエットに効果的ですよ。
なぜお酒を飲むと太るの?
お酒を飲むと太るというのは誰もが思うことです。
しかし実は、お酒自体は太らないという事が最近分かってきました。
アルコールは高カロリーですが、
体内で血行の促進や体温上昇の働きで
燃焼されやすいという特徴があり、
お酒を飲むことによって脂肪がたまることはありません。
お酒(アルコール)に含まれるカロリーは「エンプティーカロリー」
と言って栄養素が含まれていません。
お酒にはアルコール以外の原料が使われていますから、
その分のカロリーは体内に残ってしまいます。
各アルコール類のカロリー(エンプティーカロリーを含む)(100mlあたり)
ウィスキー・・・237㎉
日本酒(吟醸酒・・・104㎉
赤ワイン・・・73㎉
ビール(淡色)・・・40㎉
本格焼酎146㎉
参考にしてみてください。
お酒の糖質はどれくらい?
糖質はエネルギーとして消費されないと、
脂肪として蓄積されてしまう性質がある為、
糖質の高いお酒と糖質や脂質の高いメニューを一緒に摂ると
体内に蓄積されてしまいます。
ウイスキー・・・0.0g
日本酒(吟醸酒)・・・3.6g
赤ワイン・・・1.5g
ビール・・・3.1g
本格焼酎・・・0.0g
太りにくいお酒の特徴
一般的にカロリーが高いと言われている蒸留酒や焼酎などは
カロリーが100%アルコール由来となる為、飲んでも太りにくい
と言われていて、
蒸留酒は揮発したアルコールから不純物を取り除いているため、
含まれるアルコールは一種類になり、
肝臓などでの解毒作用が進みやすく、
二日酔いしにくいだけではなく、
代謝を落とすことがないため、
太りにくいと言われています。
たとえば、
ウイスキー・ブランデー・焼酎・泡盛などがあります。
太りやすいお酒の特徴
醸造酒は、原料に酵母を加えて発酵させて作るお酒の為、
原料に含まれる糖質がそのままお酒に残り、
蒸留酒のようにエンプティーカロリー
以外の原料由来のカロリーが残ってしまうので、
太りやすいです。
たとえば、
ビール・ワイン・日本酒・カクテルなどがあります。
お酒を飲んで太ってしまう主な原因は?
・アルコール以外に様々な原料が含まれていて、
原料に含まれる糖質が太る原因になる。
・一緒に食べるおつまみが高カロリーである、
・夜遅くまで飲み食いして消化に時間が掛かる。
ダイエット中にお酒を飲むときは、
お酒自体の選び方と一緒に食べるおつまみにも気を配ることで
ダイエット中でも楽しい酒席に変わります。
お酒を飲むときのポイント
・お酒を飲む際に糖質の高い物から食べると
血糖値が急上昇します。
・アルコール濃度が高いお酒も空っぽのお腹に入ると
血中アルコール濃度が高くなり肝臓に負担が掛かります。
・お酒を飲む前にサラダや枝豆、ナッツ類など食物繊維の豊富なおつまみを食べると
血糖値の上昇を防いでくれます。
・お酒を飲む前にコーヒーやウコンを飲んでおくと
肝臓やお酒を分解する働きや中性脂肪の分解をサポートしてくれます。
・お水とお酒を交互に飲むとお酒の量も減り酔いも回りにくくなります。
・塩分や味の濃いおつまみは控え
・ナッツや乾物系をよく噛んで食べる
・締めの炭水化物(ラーメン等)をやめて、暖かいスープやお味噌汁に変更する
(身体が温まることでアルコール分解をサポート)
・ストレスを溜めないため「一杯目は好きなお酒OK]次からは蒸留酒に変更する
・休肝日を作ること
お酒の好きな人は一杯では終わらないと思います。二杯、三杯と・・・。
しかしダイエット中だからと言って完全に好きなお酒を我慢してしまうと
ストレスが溜まってしまいます。
お酒を飲む量や頻度を減らすことが出来る人は心配いりませんが、
飲むお酒や飲み方を少し工夫するだけでも
ダイエットに与える影響を最小限に抑えることが出来ますね。
お酒と上手に付き合いながら、ダイエットを成功させましょう!!