最近は若い学生さんから仕事や家事をしている
40代、50代はたまたその上の世代の方々まで
PCやスマホを使って宿題や仕事、調べものをしている人が多いと思います。
知らず知らずのうちに背中等が曲がって猫背になっていませんか?
「自分は猫背なのかな?」と自覚はあるけど、
ついついこの姿勢になったり、楽だったり。
そんなことを思っている皆様。
猫背がどれだけ身体に悪影響を及ぼしているかご存じでしょうか?
という事で今回はこの猫背についてお話していきたいと思います。
こんにちは
栃木県塩谷郡高根沢町の治療院『安昇接骨院』です。
”歪みバランス矯正”の専門家
杉山昭文です。
猫背の種類
・首猫背
・背中猫背
・腰猫背
・S型猫背
猫背の原因
・長時間同じ姿勢でのデスクワーク
長時間PCやスマホを見ていると
画面をのぞき込む様な姿勢になり(あごを前に出す様な)
背中等が丸まってきます。
・運動不足
運動不足・加齢になると筋力が落ちてきます。
腹筋、背筋等が低下すると姿勢が保て無くなり、
丸まりやすくなります。
また、血行不良は筋肉の柔軟性なども奪ってしまうので、
運動をして代謝を良くしておきましょう。
猫背での影響は?
・肥満
腹筋や背筋を使わないので、代謝が低下して脂肪が付きやすくなります。
・肌荒れ
背中が丸くなると内臓を圧迫しやすくなり、内臓疾患や便秘、
老廃物が溜まりやすくなり、肌荒れを起こしやすくなります。
・むくみ、たるみ
姿勢が悪くなると血液やリンパの流れが悪くなり、
むくみ等の原因になります。
そして背中の筋肉が衰えると顔の筋肉(表情筋)
を引っ張り上げられなくなり、たるみにも繋がりやすくなります。
・肩こり、腰痛
猫背になって筋力が低下したり引っ張られたりして筋肉が硬くなり、
肩こりや腰痛になったりします。
・頭痛
首周りには沢山の神経、血管が通っており、
その神経や血管が圧迫されたりすると頭痛を引き起こされやすくなります。
・酸素不足
猫背の人は脳が酸欠になりやすいと言われています。
肺や心臓を圧迫しやすくなり、深い呼吸が出来なくなり
酸素を取り込みにくくなります。
また軽度の酸欠状態が続くと
集中力の低下などにも繋がりやすくなるので注意が必要です。
寝返りを打つ
寝返りにはその日に作ってしまった身体の歪みを整える役割があり、
1日20~40回程度繰り返して身体の歪みを整えています。
寝返りが打てないと、その日の歪みが残ったり、
血流が悪くなったりしますので、
寝返りを打つように心掛けましょう。
正しい椅子の座り方
①おしりをグッと一番後ろまで引く
②あごを引き背筋を伸ばす
③肩の力を抜いてリラックスする
④膝が股関節と平行、またはわずかに高くなるようにする
⑤机といすの間が開き過ぎないように調整する
スマホを見るときの注意点
1、スマホを出来るだけ顔の高さまで上げる
2、首(頭)が状態より前に出ていない事を意識する
お勧めのストレッチ
バスタオルを円筒状に丸めてそれを背中(背骨)に沿って仰向けに寝ます。
そのままの姿勢で息を吐きながら両手を上げて10秒キープしましょう。
そうすると胸が反らされて丸まった背中が伸ばされます。
猫背は見た目にも身体の中身にも良くありません。
当院では視覚的に身体の状態を見られる
ゆがみ~るという機械を使って写真を撮って猫背かどうかを判断しています。
一度ご自分の写真を撮って猫背かどうか見てみては如何でしょうか?