皆さん、朝は1分でも多く布団の中に入っていたいですよね。
それに起きたすぐには、食べられないし・・・。
ダイエット中で少しでも食べる量を減らせば
痩せられるんじゃないかと思いがちです。
そんな思いから朝食を抜く人が多いんではないでしょうか。
今回は、ダイエット中の朝食の重要性や摂り方のコツについて
お話していきますね。
こんにちは。
栃木県塩谷郡の治療院『安昇接骨院』です。
40代からの下半身太りを根本から改善する
”歪みバランス矯正”の専門家
杉山昭文です。
人間は寝ている間は身体の機能を抑えるために
体温が下がった状態になります。
その為、朝食をしっかり食べることにより、
しっかりと体温を上げることが出来、
エネルギー効率も良くなると言われています。
こうしてエネルギーの消費が行われることで、
消費カロリーの増加も期待できるのです。
もくじ
朝食を食べないと起こること
・美容と健康に不可欠な栄養素
(たんぱく質・ビタミン・鉄分・亜鉛・カルシウム等)が不足します
・高血糖になりやすい状態になって、
かえって脂肪が蓄積しやすくなります。
・お腹が空いて、昼食時の
「ドカ食い」をしてしまう可能性があります。
ダイエット中の理想の摂取カロリーは?
朝食:昼食:夕食=4:4:2
の割合で摂取すると良いでしょう。
起床後いつまでに朝食を摂ればいいの?
ダイエット中に朝食を摂るなら
起床後2時間以内に食べることを、お勧めします。
起床後2時間以内に食べれば、
体内時計に乱れが生じにくくなることが分かっています。
体内時計の乱れが生じるとホルモンバランスが乱れ、
食欲を増進するグリシンが増加し
食欲を抑制するレプチンが減少して、
太りやすくなります。
朝食を食べる人よりも食べない人の方が”5倍”
夜遅くまで起きていて、朝遅くまで眠る人は”6倍”
太りやすいという研究結果も報告されています。
起床後すぐ朝食を摂れない人は
コップ一杯の100~200mlのお白湯をゆっくり飲んでみましょう。
ゆっくりと内臓温度を上げ、さらに腸内を浄化し、
便通を良くする効果があり、
朝食の消化吸収を促進してくれます。
昼食は何時間後がいいですか?
昼食までは4時間以上は空けましょう。
4時間の間に脂肪の燃焼を行ってくれます。
血糖値の急激な上昇を防ぎましょう
肥満と老化を招く原因の一つである血糖値は
「食事回数」も影響すると言われています。
朝食を抜いて1日2食になると
空腹な状態で昼食を摂ることになり、
血糖値は上昇します。
その結果インスリンが多く分泌され、
脂肪が蓄えられやすい身体になります。
朝食は抜かないほうが良いですね。
朝食を食べるメリット!!
代謝が上がります
朝食を抜くことで、摂取カロリーが減るから
痩せやすいと思いがちですが、
朝しっかりとエネルギーを
摂ることで1日の活動効率が上がり、
身体も温まり、基礎代謝が増えることによって、
太りにくく疲れを感じない
健康的な身体になれるのです。
便秘解消にもなります
朝食を胃に入れることで、内臓に働きかけ、
腸のぜんどう運動(尺取り虫の動き)を促す効果があります。
特に炭水化物に含まれる食物繊維は腸を刺激し、
すっきりした快便にとても重要です。
脳の活性化にもなります
脳を動かすエネルギーになるブドウ糖は、
朝起きた直後が一番少なくなっています。
朝食に炭水化物を摂ると
消化されてブドウ糖になり、
脳が活性化するエネルギーになり集中力や記憶力が上がり、
仕事や勉強の効率を格段にアップさせる事が期待できます。
朝食は、栄養バランスを考えて!!
爽快な朝の訪れを内臓に教えてあげることは、
生活のリズムを作るうえでも大切なことです。
しかし朝食のメニューは何でも良いかというとそうではありません。
サラダやヨーグルトだけでは腹持ちも良くありません。
エネルギーが足りず、頭の回転も悪くなってしまいます。
朝食で撮りたい栄養素は
「糖質+たんぱく質」の組み合わせです。
炭水化物は朝の貴重なエネルギー源ですが
摂りすぎには注意をしてくださいね。
ダイエット中ならば普段の半分の量に減らしましょう。
動物性たんぱく質の肉類や乳製品などはカロリーが
高めというイメージがあり、
敬遠している人も多いと思います。
しかしたんぱく質が不足すると
筋肉量が減ってしまい基礎代謝が下がり、
脂肪が燃焼しにくくなってしまいます。
たんぱく質は卵や納豆から摂取できるので、
納豆ご飯と卵焼きなどの和食メニューでも大丈夫です。
ヘルシー・低カロリーに重点を置くのではなく
栄養のバランスに気を付けてしっかりと朝食を摂ってみましょう。