サウナに入って汗を流すと
痩せるんじゃないのと思って
サウナに通っている人は多いと思います。
暑い部屋の中に入って
多量の汗はかいていると思います。
そこで今回は
サウナに入って痩せる効果はあるのか
についてお話をしていきたいと思います。
こんにちは
栃木県塩谷郡の治療院『安昇接骨院』です
40代からの下半身太りを根本から改善する
”歪みバランス矯正”の専門家
杉山昭文です
サウナで多量の汗をかくと痩せるの?
サウナに入って多量の汗をかいたので
痩せたかなと思って体重計に乗ってみると
ちょっとだけ体重が落ちていると思います。
「良かった」
と思っている人は多いと思いますが、
それは体内の水分が排出されただけで、
脂肪燃焼が行われて
体重が減少したのとは違います。
すぐに水分を摂取すれば
体重計は元に戻ってしまっていますよ。
サウナで痩せられる理由は?
サウナに入って痩せられないなら無駄な行為なの?
そうではありません
サウナに入ることにより
「痩せやすい体質」
にする事は出来るのです。
痩せやすい体質には
「褐色脂肪細胞」が大きく関わってきます。
褐色脂肪細胞とは?
褐色脂肪細胞は
脂肪を燃焼し、
エネルギーを放出し、
体温を上げる働きがあり、
主に首回りや肩甲骨内縁、
わきの下、腎臓付近などに多くあり、
そこを動かしたりすると活発化されます。
そしてより活発化させるものが
「ヒートショックプロテイン」
と呼ばれるものです。
ヒートショックプロテインとは?
様々な環境ストレスで増加して、
そのストレスから
細胞を防御するたんぱく質のことで別名
「熱ショックタンパク質」
「ストレス防御タンパク質」
とも呼ばれています。
このヒートショックプロテインを増やすためには
お風呂(40~42℃のお風呂に10~20分浸かるだけ)に浸る
シャワーで肩甲骨付近に温・冷シャワーを交互にかける
どちらかを行うだけで褐色脂肪細胞の働きを
活発化させてくれます。
活性化されることで身体の回復力も高まり
疲れにくい身体作りが出来ます。
サウナに入る効果
多量に汗をかくと血液の流れが良くなり
一緒に身体の老廃物や乳酸が排出されます。
老廃物が溜まっていると基礎代謝が下がり、
セルライトも溜まりやすくなります。
乳酸は脂肪が筋肉になるのを邪魔してしまいます。
・新陳代謝の活性化
・便通の改善
・肌の活性化
消費カロリー
サウナに大体1時間・・150キロカロリー程度
ウオーキング 170キロカロリー程度
ご飯一杯 250キロカロリー程度
サウナの効果的な入り方
・水分補給してから入る
多量に汗をかくと脱水症状になるので
ゼロカロリーの水や白湯を
250ミリリットル程度
飲んでから入りましょう
・身体を洗ってから入りましょう
身体に汚れが付いたままサウナに入ると
毛穴から汗を流すのを邪魔をしてしまいます。
・湯船に浸かりましょう
すぐにサウナに入るよりは少し湯船に浸かって
身体を温めてから入ると、
心臓にも負担が少なくなります。
・10~15分ぐらいにしましょう
長時間入っているからいいというものではありません。
短い時間を繰り返し入ることで
褐色脂肪細胞も活性化されます。
・サウナから出たら冷やしましょう
水風呂や冷水シャワーで首や肩甲骨のあたりを
冷やしたり、温めたりして血液の流れを良くして
褐色脂肪細胞を活性化しましょう。
・サウナから出たら水分補給をしましょう
多量の汗は血液の水分です。
水分補給をしないと血液の流れが悪くなります。
サウナ後もゼロカロリーの水や白湯を
約250ミリリットル以上補給しましょう。
そうすると食欲も抑えることが可能になります。
サウナに入っているだけでは痩せることは出来ません。
しかし座っているだけでカロリーは消費されます。
身体を温めるので、基礎代謝の向上にも繋がります。
ストレスを発散してリフレッシュすることも可能です。
その日の体調に合わせて無理のないように
サウナを利用すればダイエットだけではなく
色々な効果がありますので、
利用してみては如何でしょうか。