更年期になってダイエットを頑張っていても
痩せないなーと思っている方は
多いのではないでしょうか。
そんな方たちの為に今回は更年期の方でも
痩せやすい身体になるポイントと対策を
お話していきたいと思います。
こんにちは。
栃木県塩谷郡の治療院『安昇接骨院』です。
40代からの下半身太りを根本から改善する
”歪みバランス矯正”の専門家
杉山昭文です。
もくじ
更年期症状とは
閉経を挟んで前後約5年の一定時期に起こる
様々な不定主訴のことです。
ほてりやのぼせ、吐き気、めまいなど
様々な症状が起こります。
更年期になると脂質代謝が変わり、
太りやすくなります。
男性にも更年期があり、
女性とは起こる年齢は違いますが、
共通する症状もあります。
更年期の時期に太りやすい原因
女性ホルモンエストロゲンの減少
更年期を迎えた女性は
女性ホルモンであるエストロゲンの
分泌が大幅に減少します。
その働きとして
・抗酸化作用
・細胞や血管を健康に保つ働き
・心身ともに活発に元気にしてくれる働き
・肌の張りやつやを出してくれる
・髪の毛を美しくしてくれる
・基礎代謝を上げてくれる
などがあります。
女性ホルモンのエストロゲンは
コレステロールや中性脂肪、内臓脂肪など
脂肪の代謝に関係する働きを持っており
減少すると
食欲が増して脂肪が蓄積されやすくなり、
内臓脂肪が増えたりします。
筋肉量の減少や血行不良
40代や50台になると筋肉量も減り、
代謝量も低下してきます。
さらに血行不良が起こり老廃物が溜まりやすくなり、
むくみなども酷くなります。
逆に更年期に体重が減ってしまうことも
消化器官の働きが落ちて、
食欲不振になったりして痩せてしまう人もいます。
更年期障害により自律神経のバランスが崩れ、
胃酸の分泌が過剰になり、
胃粘膜が弱り、
食欲不振に陥ってしまい、
体重が減ってしまう人もいます。
１日の糖分はどれくらい必要？
身体や頭を動かす為に必要な糖類は
１日100gもいりません。
400キロカロリー分の糖質を取れば十分です。
それ以上摂ってしまうと、
残りの糖質が脂肪に変わってしまいます。
脂肪燃焼にはアミノ酸
身体に蓄えられている脂肪をエネルギーとして
燃焼するときに必要な物質がアミノ酸です。
アミノ酸とはタンパク質、身体の筋肉のことです。
若いころは摂取カロリーを減らせば痩せられていたのは、
身体の筋肉を燃焼させてアミノ酸を作り、
脂肪を分解させてエネルギーを
作りだしていたからです。
更年期以降は筋肉が減少してしまうので、
食事制限をしても、
脂肪を燃やすための筋肉がないので、
体重が減りません。
燃やすものがないので溜まる一方になってしまいます。
それが脂肪です。
脂肪を燃やすためのアミノ酸を食事で摂取して、
身体についた脂肪を燃やすことが重要です。
タンパク質（アミノ酸）はどれくらいとればいいの？
日本人の１日当たりの平均必要量は
成人男性で50ｇ
成人女性で40g
です。
更年期の症状を改善して痩せたいのであれば、
自分の体重の1.5倍g摂りたいですね。
50㎏の人ならば最低50ｇ
理想では50×1.5＝75ｇ
摂りたいですね。
たんぱく質を摂るとどうなるの？
身体の芯が暖かく感じられる
精神的に安定しやすくなる
髪にコシが出る
肌の調子が良くなる
何となく元気になる
たんぱく質多めのオーバーカロリー
にもかかわらず痩せられる
更年期症状が楽になる
こういうようなメリットがありますね。
たんぱく質を摂るとデメリットなこと
便秘
体臭
たんぱく質の多い食事をしていると
便秘と体臭に悩まされることになります。
ただ、たんぱく質を摂る時に一緒に
食物繊維と乳酸菌
を摂ればいいです。
たんぱく質食品にも
ヨーグルトや納豆、大豆製品、青汁を食べればいいです。
更年期は肉体的にも精神的にも辛い時期になりますよね。
自分の身体と向き合い、見つめて、
健康的に痩せてみましょう。
