健康診断などでコレステロールや中性脂肪など
脂質の数値が気になっている人、
高いと言われたことがある人は
多いのではないでしょうか?
そんな方たちの為に今回は、
コレステロール値とダイエットとの関係を
お話していきたいと思います。
こんにちは。
40代からの下半身太りを根本から改善する
”歪みバランス矯正”の専門家
杉山昭文です。
コレステロールとは?
コレステロールは生きていくうえで
欠かせない脂質の一種です。
血液中だけでなく、
脳や内臓、筋肉、脂肪細胞など
全身に分布しています。
コレステロールの種類は?
私たちが呼んでいるコレステロールには
・血液中のコレステロール
・食品中のコレステロール
の二種類があります。
人間は体内で
必要なコレステロールの2/3を肝臓で
生成し
残りの1/3を食物から摂取しています。
食品中のコレステロールは
主に動物の細胞を包んでいる
細胞膜に存在しています。
細胞の中でも特に神経細胞に多くあり、
他に卵の黄身にも多く含まれています。
コレステロールの役割は?
胆汁酸の生成
細胞膜の原料
ビタミンDの合成
副腎皮質ホルモンの材料
リポたんぱくとは?
コレステロールは単独では
動脈の中を移動できないので
リポたんぱく質に包まれて、
リポたんぱく質として輸送されます。
リポとは脂質(脂肪)のことです。
血液中のコレステロールは
「脂質+たんぱく質+コレステロール」
がセットになったものです。
このリポたんぱくの種類が
善玉コレステロール・HDLコレステロール
悪玉コレステロール・LDLコレステロール
です。
HDLコレステロール
余分なコレステロールを肝臓に回収する働きがあります。
LDLコレステロール
血管を通して体中にコレステロールを運ぶ働きがあります。
コレステロールが増えすぎたら
コレステロールが増えすぎると
血管壁に沈着します。
そうなると血液の流れが悪くなったり、切れやすくなります。
つまり動脈硬化になりやすくなります。
動脈硬化が進むと
心筋梗塞
脳出血
脳梗塞
のリスクが高まります。
血液中のコレステロール値が高くなることを
高脂血症と言います。
高脂血症の診断基準
総コレステロール 220mg/dl以上
トリグリセライド・中性脂肪 140mg/dl以上
LDLコレステロール 150mg/dl以上
HDLコレステロール 40mg/dl以下
コレステロールが不足すると
免疫力低下
がんによる死亡率の上昇
になります。
コレステロール値と食事
コレステロール値が高い人は
食品から摂るコレステロール量を
1日300mg以下にしましょう。
卵黄 286mg 1個
ウナギ 240mg 100g
鶏レバー 185mg 50g
たらこ 105mg 30g
バター 31.5mg 大さじ1
高コレステロールを防ぐ食材
食物繊維
ビタミン
魚類
植物油
肉の脂身などに含まれる飽和脂肪酸や
食品に含まれるコレステロールは
血液中の総コレステロール値を
上げやすいですが、
食物油は総コレステロール値を上げません。
コレステロールと飽和脂肪酸では
気を付ける栄養素は
飽和脂肪酸の方です。
そして飽和脂肪酸で気を付けたいのは
肉だけではなく、乳類も気を付けたいですね。
ダイエットだけでなく健康の面からみても
コレステロールは要注意ですね。
バランスよく食事をして
コレステロール値を上げないように
ダイエットに励みましょう。