ダイエット中に我慢しきれなくて食べ過ぎたり、
ダイエットをやめた後に体重がダイエット前、
またはそれ以上に増えてしまった経験ありませんか。
せっかく苦労してダイエットをしても
また元の体重又はそれ以上になってしまう
「リバウンド」
今回はこのリバウンドについて
お話していきたいと思います。
こんにちは
栃木県塩谷郡の治療院『安昇接骨院』です。
40代からの下半身太りを根本から改善する
”歪みバランス矯正”の専門家
杉山昭文です。
日本人のダイエット経験者の内約60%以上の人が
リバウンドしていると言われています。
そしてリバウンドを繰り返していると
逆に太りやすく痩せにくくなってしまいます。
リバウンドが起こる原因
・ホメオスタシスと停滞期
食事制限ダイエットをしていると
最初は順調に体重が減少していきますが、
ある時期になるとなかなか体重が落ちなくなります。
この時期を「停滞期」と呼び、
約1ヶ月ぐらい続きます。
この停滞期はホメオスタシスという
身体の恒常性の機能によるものです。
ホメオスタシスは身体に
少量のエネルギーしか入ってこない場合、
エネルギー消費を減少させて
身体を維持させようとします。
ですから体重は落ちようとはしないのです。
停滞期にダイエットを諦めてもこの
ホメオスタシスは機能し続けますから、
食事の量を元に戻してもエネルギー消費量が
以前より減少しているので、
余分な脂肪が蓄積されることになります。
・レプチンの量と満腹感
レプチンとは脂肪細胞に脂肪が吸収されると分泌されて、
脳の満腹中枢を刺激する物質です。
レプチンの量がたくさんで出る
→食事の少ない量で満腹感を感じる
レプチンの量が少ない
→たくさん食べても満腹感は出ない
食事量を減らしていると
食事が少ない量で満腹感を感じます。
そうするとレプチンの分泌量も少なくなります。
食事量を元に戻すと分泌量が適正量に戻るのに
約1ヵ月は掛かります。
約1ヶ月の間はレプチンの量は
少ない量しか分泌されないので、
たくさん食べても満腹感は出ないので、
かえって食べ過ぎてしまい太ってしまいます。
・欠食により体内リズムが狂い活動代謝が減少する
体内リズムとは昔から人間は
朝起きて昼動いて夜寝るという
一定のリズムがありましたが、
現代人は夜更かしをしたり、
食事を抜いたりしてリズムがくるってしまう人が多いです。
リズムが狂うとホルモン分泌や脳の活動がうまく働かなくなり、
リバウンドしてしまいます。
・見極めてから行いましょう
”テレビや雑誌などで○○ダイエットで○○kg痩せた”
この言葉だけを鵜呑みにして
ダイエットを実践する人がいますが
まず自分がどのような身体の状態になっているのかを見てから、
どういうダイエットが適しているのかを考えてから
実践した方がいいと思います。
・太り過ぎの人は運動禁止
極端な過体重の人は運動は返って逆効果です。
ケガに繋がります。
まずは食生活を見直してそれから始めましょう。
・痩せすぎの人は食事制限禁止
すでに痩せすぎの人は太ももや二の腕などを
細くしたいとと思ってより食事量を減らそうとしますが、
体重が標準以下の人は体重ではなく、
体型を変えるダイエットを心がけましょう。
リバウンドする本当の理由
・一生続けられないことをしているから
例えば糖質制限ダイエットで痩せました。
痩せたらそれを維持しなくてはならないですよね。
維持できないからまた太る、
いわゆるリバウンドすることですね。
何かを絶ったり、置き換えたり、
同じものを食べ続けるダイエットでは、
いつかは飽きますよね。
そのことを習慣化しない限り
永遠にリバウンドを繰り返すのは当たり前です。
そして年齢を重ね、無理なダイエット方法を
繰り返せば繰り返すほど太りやすく痩せにくくなります。
一生続けられる、
一生続けても健康で生き生きとした生活が送れる
ダイエット法でないとリバウンドを
永遠に繰り返すことになります。
40代50代の芸能人でも綺麗な方がいます。
その方は一瞬だけ食事、運動等を
改善したわけではないと思います。
習慣化して地道な努力を続けているからこそ
綺麗でいられるのです。
皆さんも無理のない地道な努力を続けられて
リバウンドしないようにしましょう。