もうすぐ鏡開きですね。
お正月から続いたお餅を食べる機会も
多かったのではないでしょうか。
お餅を食べて体重が増えてしまった方も
多いのではないでしょうか。
しかしお餅一個はそんなにカロリーは高くはありません。
そこで今回はお餅を食べたから太ってしまったの?
についてお話させて頂きたいと思います。
こんにちは
栃木県塩谷郡の治療院『安昇接骨院』です
40代からの下半身太りを根本から改善する
”歪みバランス矯正”の専門家
杉山昭文です
昔お餅は神様に捧げる神聖な食べ物で、
お正月に神棚から降ろしてお餅を食べることで
一年の無病息災を祈る気持ちが込められていたそうです。
お餅のカロリーは?
・お餅100グラム・・・234.9キロカロリー
・白米100グラム・・・168キロカロリー
お餅のカロリーの方が高いですが
切り餅1個約50グラム・・約118キロカロリー
丸もち1個約35グラム・・約83キロカロリー
お茶碗一杯のご飯・・約150~200グラム
白米一杯・・約252キロカロリー
お餅2個・・約234.9キロカロリー
となりお餅の方がカロリーは少ないです。
お餅の効果
・胃を温め冷え性の改善
胃を温め冷え性が改善されると代謝がアップして
ダイエットに効果があります。
・疲労回復効果
ビタミンB1が多く含まれているので、
素早くエネルギーを補給することが出来、
心身の疲労回復を早め、新陳代謝を活発に
する効果があります。
・むくみ改善
カリウムが多く含まれているので、
むくみ改善にも繋がります。
ナトリウムが高血圧の抑制、
利尿作用もあるそうです。
効果的な食べ方
・食べる量は一日に2個まで
切り餅2個分とご飯一杯では
切り餅2個分の方がカロリーは低めですが、
小さいとついつい食べ過ぎてしまいますので、
注意して食べましょう。
・よく噛んで食べる
よく噛んで食べることで、
唾液の分泌も高まり、
脳の満腹中枢を刺激するので
お腹が満たされやすくなります。
若い人でも喉に詰まらせてしまう恐れがあるので、
よく噛んで食べましょう。
・大根おろしと一緒に食べましょう
早く消化してエネルギーに変えたいときは
大根おろしと混ぜると効果的です。
大根に含まれるアミラーゼは消化促進作用のある酵素で、
胃もたれや胸やけにも効果があると言われています。
・磯部餅や納豆餅
食物繊維やたんぱく質が含まれているので
ダイエットにもお勧めです。
お餅の効能
・脳の活性化
お餅の炭水化物は体内で消化されてブドウ糖になります。
このブドウ糖は脳を活性化させます。
白米に比べてブドウ糖に変わるスピードが早いので
朝食や運動の前に食べるのにお勧めです。
・間食防止
もち米のでんぷん質は白米と比べると消化は早いですが
お餅にすることで粘りが出る為に、
消化酵素による分解速度が遅くなり
腹持ちが良くなり満腹感が持続しやすくなります。
お餅の食べ方
お餅は糖質を非常に多く含む食材の為、
血糖値を上げやすい食べ物です。
糖質が消化吸収されて血液の中に入った血糖は
身体を動かすエネルギー源になりますが、
余剰の血糖があると膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、
脂肪として溜め込もうとします。
ですから
野菜→たんぱく質→炭水化物(お餅)
の順で食事をすると血糖値の急激な上昇を抑え、
太りにくくなります。
お餅を食べると太るというのは
それは食べ方と量の問題があるからです。
正しい食べ方、量を守って食べれば決して太るものではなく、
冷え性の改善等素晴らしい食べ物です。
1年の無病息災を祈りつつお餅を食べてみてはいかがでしょうか。