女性にも脂肪の落ちる順番がありましたが、
男性にもあります。
今回は男性の脂肪の落ちる順番と対策を
お話していきたいと思います。
こんにちは。
栃木県塩谷郡の治療院『安昇接骨院』です。
40代からの下半身太りを根本から改善する
”歪みバランス矯正”の専門家
杉山昭文です。
食べ過ぎた次の日は？
男性の方は前日の飲み会とかでちょっと
”食べすぎたなー”、”飲み過ぎたなー”
と思って体重計に乗ってみると
約2キログラム多くなっていることもあると思います。
１日で約2キログラムも脂肪が身体につくことは、
そもそもあり得ませんよね。
この体重増は、
前日の胃腸の中に未消化で残っている食べ物や、
体内の水分量の増加によるものです。
塩分過多の時は細胞外の浸透圧が高まり、
均衡を取る為に身体はどうしても
水分をため込んでしまいます。
食事で摂った塩分量に比例して水分量が増加して、
その分体重が増えています。
少し身体を動かすことを多めにして、
次の日の食事量を減らすのではなくて、
前日にたんぱく質を多く摂りすぎたときは、
カリウムの多い
「バナナ」「アボガド」「納豆」「ほうれん草」
を取ると良いでしょう。
内臓脂肪と皮下脂肪
男性は内臓脂肪がつきやすく
女性は皮下脂肪がつきやすいです。
男性は「リンゴ型」
女性は「洋ナシ型」
と評されます。
内臓脂肪は皮下脂肪に比べて
血中に溶けだしやすい特徴を持っています。
溶けだした脂肪は燃えやすいです。
男性は女性よりも比較的に簡単に
脂肪を減らすことが可能です。
脂肪の落ちる順番
1 内臓脂肪
2 皮下脂肪
脂肪はエネルギー貯蓄の働きもあり
心臓などから遠い部位の脂肪は
身体を守るための重要度が低いので、
比較的落ちやすいです。
つまり脂肪は人の生命維持にとって
重要な役割を担っているものと、
ただ溜まっていくものとで、
落ちる順番が変わってきます。
1 心臓、肝臓など遠い部位
手首、足首、ふくらはぎ
2 内臓脂肪がつきやすい部位
お腹
3 皮下脂肪がつきやすい部位
胸、お腹、お尻、太もも
内臓脂肪と皮下脂肪の違いは？
・内臓脂肪
内臓の周りにつく脂肪のことで、
生活習慣により影響を受けやすく、
特に男性につきやすい脂肪です。
内臓脂肪は衝撃等から内臓を守る働きと
一時的な脂肪の貯蓄を行う働きが備わっており、
皮下脂肪よりつきやすいです。
内臓脂肪は生活習慣病を引き起こす原因となり、
悪玉物質の量を増やすと言われており、
糖尿病や脳梗塞などの生活習慣病の
リスクが高くなります。
・皮下脂肪
皮膚の内側につく脂肪のことで、
特にお尻や太ももにつきやすいです。
長期的な備蓄エネルギーや
外からの寒さを防ぐ為についています。
ですから内臓脂肪と違い
一回ついてしまうとなかなか落ちない脂肪です。
内臓脂肪を落とすには
一般的に脂肪は
摂取カロリー（食事）が消費カロリー（運動・代謝）
を上回ると蓄積されます。
脂肪を落とすには
摂取カロリー＜消費カロリー
にすればいいわけです。
内臓脂肪を落とすには
摂取カロリーと消費カロリー
両方の対策を行うと効果的です。
・摂取カロリー
食事面では炭水化物（ご飯やパスタ）を抑えるといいですが、
脳が働く為には必要な食材でもあります。
摂取を減らす場合は夜に控えましょう
・消費カロリー
消費カロリーを増やすには有酸素運動が有効です。
これは女性の時にも書きましたので、
参考にしてみて下さい。
ダイエットは短期的では無理が来ます。
「生活習慣」の一つとして長い目で見て、
ストレスを溜めないように頑張っていきましょう。
