筋肉は脂肪より重たいです。水の中で筋肉質の人は沈みやすいし、
脂肪の多い人は浮きやすいです。
その為、体重が変わらなくても、
筋肉量が増えて、見た目は痩せている人もいます。
体重計のメモリを気にしすぎて痩せていないと気にするのも大切ですが、
理想的なサイズ、見た目・歪みを気にすることの方が大切です。
今回は、40代からのダイエットをする上で、
体重以外にも着目したい数値についてお話します。
こんにちは。
栃木県塩谷郡の治療院『安昇接骨院』
40代からの下半身太りを根本から改善する
”歪みバランス矯正”の専門家
杉山昭文です。
痩せる=体重が落ちるは大間違い!!
ダイエットで気にしたいことは
・身体の調子
・見た目、シルエット
・筋肉量と体脂肪率
あくまで体重計のメモリは数値・目安と思って
ダイエットしてみましょう。
女性の理想体型の基準体重
1)健康体重
病気になりにくい健康的な目標体重
なおかつ体脂肪率が20~25%が理想です
健康体重(㎏)=(身長 ㎝-100)×0.9
例) 150㎝の方
(150㎝-100)×0.9=45㎏
2)モデル体重
モデルさんのように洋服を綺麗に着こなせる目標体重
モデル体重(㎏)=(身長 ㎝-100)×0.8
例) 150㎝の方
(150㎝-100)×0.8=40㎏
しかしこれを目標にしてしまうと体重を落とそうとして、
過度な食事制限・運動をしてしまいます。
体重が落ちないと言ってストレスも溜まってしまいます。
そして無理に無理を重ねて
・免疫力が低下して風邪やインフルエンザにかかりやすくなった
・息切れや疲労が溜まりやすくなった
・夏なのに汗がかきづらくなった
・代謝が悪くなった
・肌に潤いが無くなったり肌荒れが酷くなった
・クマが出来た。顔色が悪くなった
・老け顔やしわが増えたような顔になってしまった
・イライラしやすくなった
・熟睡できなくなった
というような不健康なことが起きてきます。これが健康的に
ダイエットをしていると言えるでしょうか・・・。
無理なく健康的に体重を落としましょう。
目標体重に近づけるのと同時に
見た目・シルエットの変化にも気にしてみましょう!
体重は体重計に乗れば簡単に数値を知ることが出来ます。
同じ身長体重でも筋肉量によって見た目・シルエット
にかなり差が出てきます。
目標体重だけではなく、
あくまで理想的な各部の数値を知っておきましょう。
下記の計算式にご自分の身長の数値を当てはめて、
理想的な数値を把握してみましょう。
・バスト(㎝)=身長(㎝)×0.53
・アンダーバスト(㎝)=身長(㎝)×0.432
・ウエスト(㎝)=身長(㎝)×0.37~0.39
・ヒップ(㎝)=身長(㎝)×0.39.53~0.54
・太もも(㎝)=身長(㎝)×0.29~0.31
・ふくらはぎ(㎝)=身長(㎝)×0.2~0.21
・足首(㎝)=身長(㎝)×0.12
理想体型のサイズでも身体のバランス・歪みを重視しましょう.
理想体型のバランス比
バストトップ:肩とひじの2分の1(真ん中)
ウエスト:軽くひじを曲げたところ
ヒップ:ヒップトップは身長の2分の1
バスト・ウエスト・ヒップがこの位置にあれば
バランスのとれた理想的な体型と言われています。
体脂肪率とは
体重に占める体脂肪の割合を「体脂肪率(%)」といいます。
BMI値とは肥満判定の基準値のことです。
BMI値=体重㎏÷(身長m×身長)
軽度肥満 中等度肥満 軽度肥満
男性 体脂肪率20%以上 25%以上 30%以上
女性 体脂肪率30%以上 35%以上 40%以上
ただ体重を落として痩せられたら、
身体がきれいに見えるとは限らないです。
身体のバランス・歪みが正されると、メリハリが出て、
体重が理想体重よりも多めでも、身体が美しく見えます。
あくまで参考として体型・体脂肪率を数値化してみて、
自分の数値がクリアしている部分と
クリアしていない部分が見えてきます。
身体全体を見て、気持ちを楽にして
自分のサイズ・体脂肪率を測り
身体のバランス・歪みを正して
綺麗で美しい身体になりましょう。