皆さん「水をたくさん飲むと痩せる」
と思っている人も多いと思いますが、
逆に飲み過ぎると太ってしまうと思っている人もいると思います。
そこで今回はお水を飲むことでダイエットだけではなく、
身体に良い水の適正摂取の仕方と適量について
お話をしていきたいと思います。
こんにちは
栃木県塩谷郡の治療院『安昇接骨院』です。
40代からの下半身太りを根本から改善する
”歪みバランス矯正”の専門家
杉山昭文です
水の役割
人間は60~70%が水分で構成されています。
血液中や細胞の中にも水分は含まれています。
・老廃物のデトックス
・基礎代謝の向上
・体温上昇
・血液がサラサラになる
・リンパの流れが良くなる
・むくみの解消
・消費カロリーが増える
・食欲抑制
・美容効果
・便秘解消
私達の生活の中で日々老廃物が約2キログラム溜まると言われています。
この老廃物は心筋梗塞などの成人病になったり
新陳代謝の低下を招いたりとなりますので、
老廃物を体外に出す意味でも水を摂りましょう。
水のカロリーは?
水自体のカロリーは0キロカロリーです。
しかし最近では果物のフレーバーがついている水が多くなりました。
これらには大量の糖質が含まれていますし、
ジュースにはノンカロリーと書いてあっても、
規定によって100ミリリットル中5キロカロリーまでは
記載が認められているために、
正確には0キロカロリーではないので純粋な水を摂りましょう。
水を飲むだけで痩せるの?
水を飲むだけでカロリーを消費されます。
つまり0キロカロリーの水を消費するのにカロリーが必要になるので
摂取カロリー(0キロカロリー)<消費カロリー
になるので痩せやすくなります。
水を飲むことで消費するカロリーは?
1)身体を温める為に必要なカロリー
人間は体温を一定に保とうとします。
常温の水は体温より低いので飲むと体温を上げようとします。
体内で1ミリリットルの水の温度を1℃上げるとしましょう
この時消費されるカロリーは1キロカロリーになります。
例)体温37℃の人が22℃の水を1.5リットル摂取
1.5リットル×(37℃ー22℃)=22.5キロカロリー
つまり水を飲むだけで22.5キロカロリー消費されます。
2)交感神経刺激による消費カロリー
交感神経を働かせるためのカロリー
体温よりも低い水を飲むと交感神経が刺激されますし、
体温を上げるためには交感神経が働かないといけません
交感神経に関係する消費カロリーは1)の約2倍と言われています。
「22.5キロカロリー(1)+22.5キロカロリー×2(2)」
=67.5キロカロリー
も消費できる計算になります。
1日に水を飲む量は?
一日に2リットルの水を飲みましょうと言われていますが、
ダイエットに向いている量は
「体重の4%」
を目安に摂取しましょう
体重40キログラムの人・・40×4%=1.6リットル
体重60キログラムの人・・60×4%=2.4リットル
1日の中で水を飲むタイミングは
おススメするタイミングは
・起床時
・運動の前後
・入浴前後
・就寝前
・食前
水を飲むと太るの?
水は0キロカロリーなので、水を摂り過ぎで太ることはありません。
ただ塩分の摂取量が多いと身体の中の浸透圧の関係で水を溜め込みやすくなり、
これが「むくみ」の原因になります。
つまり「水を飲み過ぎて太った」のではなく
「味付けの濃い料理が続いてむくんだり、太った」
が正解です。
日本人の平均水摂取量は1486ミリリットルで
女性は平均よりも100ミリリットル不足していると言われています。
健康の為にも、ダイエットの為にも、純粋な水を摂取しましょう。